外壁工事について「これって聞いてもいいのかな?」と思うような素朴な疑問を、現場で16年働く職人が正直に答えます。
Q1. 外壁工事中は家にいなくてもいいですか?
A. 基本的に在宅していなくても大丈夫です。
ただし、工事開始日・完了日・足場解体日は在宅または連絡が取れる状態にしておくことをおすすめします。工事中は窓の開閉に制限がかかることもあります。事前に業者から説明を受けてください。
Q2. 工事中に洗濯物は干せますか?
A. 基本的には干せません。
足場と養生シートで家が覆われるため、洗濯物を干せるスペースがなくなります。また、塗料の飛散で汚れる可能性もあります。工事期間中はコインランドリーを利用するか、室内干しをご検討ください。
Q3. 外壁塗装の季節はいつがいい?
A. 春(3〜5月)か秋(9〜11月)がベストです。
塗装工事は気温5℃以下・湿度85%以上の環境では施工不可が原則です。真冬・真夏・梅雨の時期は避けた方が仕上がりが良くなります。春と秋は工事の依頼が集中するため、早めに予約することをおすすめします。
Q4. 近所への挨拶は必要ですか?
A. 業者が挨拶するのが一般的ですが、施主からも行くとベターです。
足場の設置や工事の音で近隣に迷惑をかけることがあります。工事前に両隣と向かい、裏の家(計4〜5軒)への挨拶を業者と一緒に行うか、自分でも挨拶しておくと安心です。
Q5. サイディングの「浮き」や「反り」は直せますか?
A. 軽度なら補修できます。ひどい場合は張り替えが必要です。
サイディングの浮きや反りは、内部への水分浸入・施工不良・経年劣化が原因です。軽度であれば専用の固定材で補修できますが、内部まで傷んでいる場合は部分的または全面的な張り替えが必要になります。
Q6. 塗装と張り替え、どちらが得ですか?
A. 外壁の状態によります。
外壁材が傷んでいない場合は塗装の方が安く済みます。ただし外壁材自体が劣化・腐食している場合は、塗装で誤魔化してもすぐに問題が再発するため、張り替えの方が長期的にお得です。判断は業者任せにせず、複数社の意見を聞くことをおすすめします。
Q7. 外壁材を変えることはできますか?
A. できます。ただし費用が高くなります。
既存の外壁材を撤去して新しい外壁材を張り直す「張り替え工事」で対応できます。既存の外壁材の上から新しい外壁材を重ねる「カバー工法」も選択肢のひとつです。
Q8. 工事中に雨が降ったらどうなりますか?
A. 基本的に工事を中断します。
塗装工事は雨天・高湿度の場合は施工できません。天候による工期延長はやむを得ない場合があります。工期に余裕を持って計画することをおすすめします。
Q9. DIYで外壁塗装できますか?
A. 1階部分のみなら可能ですが、おすすめしません。
足場なしでは高所作業が危険です。また、下塗り・中塗り・上塗りの工程管理や、適切な塗料の選定など、専門知識が必要です。DIYでの外壁塗装は短期間で剥がれたり、雨漏りのリスクが高まるケースがあります。
Q10. 外壁工事の保証期間はどのくらい?
A. 塗装工事は3〜10年、施工保証は5年前後が一般的です。
塗料メーカーの保証と、施工業者の施工保証は別物です。どちらの保証が何年あるかを契約前に確認し、保証書を書面でもらうことが重要です。
他にも気になることがあれば、お問い合わせページからご質問ください。現場目線でお答えします。
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この記事を書いた人:新築外壁施工歴16年の職人。ALCとサイディングを専門に、年間180棟以上の現場で施工管理を担当。
